見たくないもの①
目にすると、ネガティブな考えを催して気分が暗くなるので、あまり見たくないものがある。
その1。
子どもを連れた父親or子どもを連れた夫婦。
道を歩いていて、あるいは公園にいて、子どもを連れた男性を見ると、どうにもだめだ。
そのとき私の頭に浮かぶのは、「こうして子どもと過ごしていても、裏では不倫をしていたり女遊びをしていたりするんだ」という考え。
目にするたび、たいてい浮かぶ。特に子どもが幼いほど。
5月5日、子どもの日。
公園でパンを食べていた。子どもと遊ぶ父親が何人かいた。
キャッチボールをする人、飛行機を飛ばす人。
初めは、子どもの日だからかなあと何気なくと見ていたけど、そのうち上記の考えがもわもわと出てきた。
目の前の「子どもと遊ぶ父親」の姿に、想像の中の「妻(∈家庭)を裏切る人」の像がちらついて、気分が悪くなった。
そういう考えが発生してもたらされた暗い気分は、どんどん私を侵食して、ひどいときはその後1日中暗い気分をひきずったりする。
だけど、そういう日はもともと調子の悪い(ネガティブな考えを発生しやすい)日だから、そもそもネガティブな考えが出てきているのかもしれない。
男女逆の場合、そういう考えは出てこない。「この母は裏では夫を裏切っているんだ」とは。
私が女だからか。
最近は、子をつれた父親を見たら、すぐに目をそらすようにしている。