睡眠
今年の初診に至る前、過眠だった。
寝つきはよく、中途覚醒もなく、長い時間眠った。
10~14時間くらい寝ていたと思う。
寝ても寝ても眠かった。
午前中は布団からなかなか出ない。
まず憂鬱で起きようという気にならないし、稀に起きようという気が生じても、体がとてもだるくて重い。
(だるいのは、非定型うつでいう「鉛様麻痺」ってやつなのか、それはもっとひどいだるさを指すのか、わからない。)
布団の中では、覚醒していても、よくない考えがぐるぐる頭を巡っている。昔の嫌な経験を思い出したり、先のことを絶望したり、死ぬことを考えたり、そういうやつ。
そうこうしているうちに昼になり、なんとか布団から出る。体は重いけど、きりをつけるようなつもりで。(じゃあもっと早くきりをつければいいのだが、そうはいかないらしい。)
治療が始まって、よく眠れていますか?と何度もきかれた。気分変調症と診断された診断書には「不眠」と書かれた。
寝てばかりいるのになぜ不眠と記入されたのかわからない。
眠りが浅い、と判断されたのだろうか。もやもやしたけど、訊ねなかった。
薬(抗精神病薬、抗うつ剤)を飲むようになって、何故か眠りは浅くなった。
夢を見ることが多くなって、中途覚醒も度々起こった。
時間的には、相変わらず過眠だった。
今は過眠ではない。
薬の作用ではない。
昼夜逆転気味な生活を何とかしようと思って、1か月ほど前から朝起きるようにした。
(これはなかなか大変だった・・・別記事で書こう。)
それで今はだいたい8時間くらいの睡眠でやっている。朝起きた後、午前中に再び1時間くらい寝ることが多いけど。
睡眠を短くできたのは薬の作用ではないと思うけど、そもそも「生活リズムを何とかしよう」と思うようになったのはもしかしたら薬の作用かもしれない。
相変わらず、中途覚醒はある。幸い目覚めても再びすぐ入眠できるからいいけど、やはりすこし気になる。
薬による睡眠への影響は、なぜか私の場合は途中で目が覚めてしまう方向が多いけど、例外はふたつ。
1.安定剤。それはそうだ。
2.リフレックス。とてもよく眠った。そりゃあもう。