就労移行支援と、障害者雇用
就労移行支援を利用している。
障害者枠で働くことを考えている。
というか、もともとは考えてなかったはずなのだが、流れでそうなっている。
なんでこうなったのか。
私はまともに働いたことがない。私の場合、精神疾患ゆえに働いていなかったというのではなく、学生のころの就活をやりきらずに就職せずにだらだらと数年間過ぎてしまったという感じだ。
半分ひきこもり。バイトは、したり、やめたり。
その間、「今思えばあれは精神的に不調だったのだな」という時期もあった。
「就職をしないといけない、だけどしていない」という状態が5年くらい続いている。
一応、まだ「既卒」枠での就活はできる(大学卒業後3年経っていないので)。
が、思ったこと。
就活云々の前に、インターン的なことがしたい、と。
要はお試しで短期間いろんな仕事をしてみたい、と。
それで何故かたどり着いたのが、就労移行支援、だった。
どうやらこれは「企業実習」というのがあるらしい、と。
私にはそれがありがたかった。
障害云々はおいといて、お試しで働く場に身を置いてみるということが必要だと思っていたので。
それで就労移行支援を利用することにした。
すると、スタッフからは以下の2点について言われる。
・手帳はとってあるのか。
・つまり、障害者枠で働くつもりなのか。
自分の中での決意は曖昧なままだったが、手帳の申請をすることにした。
まだ手帳は手元にないが、手帳を持ってしまえば、障害者枠への応募が可能になる。
自然と、なんとなく、障害者枠で働くことを考え始める。
こうしてうまく、スタッフが意識しているだろう「レール」に乗せられたようだ。
障害者手帳を持つ。障害者となる。障害者枠で働くことを望む者となる。
「既卒のフリーター」であった者が、「就労を希望する精神障害者」となった。らしい。
どちらがよいという話ではない。
ただ、何か色を塗られた気分だ。
新たに塗られた色は、自分にとってメリットもある。
それは、「大学休学~卒業後今まで」の間の「半分死んだような生活」を説明できるということ。
「この間は何をしていたのか」ときかれても、「調子が悪かったので少しアルバイトをして他は休養していた」と答えて説明がつくだろう。
これが、障害をクローズにした既卒のフリーターとしては説明がしにくい。ただのものすごい怠け者に見えるだろう。
なんだっけ。まとまらないから、もう終わり。