動悸①
気分、ではなく、体に現れる状態のなかで一番注意を払っているのは、動悸だ。
動悸といっても、状態や要因にいろいろある。と思う。
一つ目は、パニック発作。
3年前、パニック発作を体験した。
幸い数回だけで、以後は起きていないので、パニック障害、とはならなくて済んだ。
パニック障害というと、広場恐怖がよく一緒に語られるけど、私の場合は発作は自室で起こった。
そのおかげで外出する際に身構えることもなかった。これはよかった。
初めての発作は、気分が不安定な時にコーヒー入りのカクテルのようなものを作って飲んだ時に起こった。
(今では、そんなときにカフェイン+アルコールを入れるとは、そりゃあほだわ・・と思うのだけど、それまで発作の経験のなかった当時はそんなリスク回避知識もなかった。)
・動悸。どきどき。
・息苦しい。この部屋酸素がうすいぞ!と思う(そんなわけないのだが)。喚起しないとおかしくなりそう。そして窓を開ける。
・窓を開けても息苦しい。過呼吸気味になる。
・なんか怖い。
・大声を出したくなる。
・気が狂うのではないかと不安になる。
・一人では正気を保てないような気がするので、家族に声をかけてもらう。「なにか喋って。」
・だけど声をかけられすぎるとその声が気に触れて(聴覚過敏になってるのだと思う)発狂しそうになる。
それがしばらく続いて、そのうちだんだんおさまる。
おさまるきっかけは、(安定剤などの薬を飲まない限りは)別にないような気がする。
以来、アルコールと、特にカフェインには気をつけるようになった。
ざわざわするときにはコーヒーは飲まない。