クエチアピン(セロクエル)
一般名クエチアピン12.5mg。(※先発品は商品名セロクエル) 非定型抗精神病薬の一つ。
処方は毎日就寝前1錠。
エビリファイで不眠なので、眠れるように就寝前にのむことになった。
こいつはちょっと使いにくい。
副作用はいまのところないのだけど、適量を見極めるのが難しいのだ。
その日の体調によるのかなんなのか、同じ量(12.5mg)をのんでも、日によって眠気が異なる。
上手く眠れてちょうど良いときもあれば、起床後も眠気が残って困るときもあるし、中途覚醒するときもある。日によって用量を調節しなくちゃいけないかもしれない。
一昨日の夜は12.5mgのんで翌日昼過ぎまで眠くて困ったので、昨夜は半錠に割って6.25mgでのんでみた。
結果、中途覚醒なく朝まで眠れた。アラームをかけていたが眠くて睡眠を延長した。6.25mgでもやや多かったのか。
主治医は初め、12.5mgか25mgで使おうと思うという話をしていた。
(ちなみに1度だけ25mgでのんでみたら、翌日眠すぎて使い物にならなかった。)
用量についてはまた今度相談してみようと思う。
不眠に対する効果という意味では、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬よりもよい。
クエチアピンの方が、よく眠れる感じがする。
黒い虫
半年以上前の話。
よく黒い虫が見えた。
たいてい視界の隅の方、体の横あたり。あるいは、薄暗いキッチンなどで。
ゴキブリとか、そういう大きさではない。もっと小さい。
うわっ、虫がいる!と思って目をやると、いない。
何もないのに虫がいるように見えたこともあったし、黒っぽいものを虫と勘違いしたこともあった。
なんだ、気のせいか、で済ませたけど、それが何度もあると、なんだか気味が悪い。
治療が始まって何度目かの診察で、「部屋の隅などに黒い影が見えますか」と聞かれた。影は見えないけど、黒い虫が見えたと勘違いすることがしばしばある、と話した。
「気分変調症の患者さんでよくそういう人がいるんです」ということだった。
そうなのか。黒い影はこわいな。大きさはどのくらいなんだろう。
今は虫は見えない。
最近夏だから、リアルなコバエなら、よく部屋にいる。
エビリファイによる不眠
以前エビリファイの記事と不眠の記事で書いたが、不眠がつらい。
※エビリファイの体重増加に関しては、しばらくすると元に戻った。
増えたのは生理前だったせいもあったのかもしれない。
入眠までに時間がかかることと、中途覚醒の多さ。
また、ひどいときは中途覚醒後再び寝付くことが難しい。
エビリファイ服薬後2日くらいで不眠の症状は出始めた。
1か月半ほど毎朝飲んでいたが、不眠はどんどんひどくなるように感じた。
寝たいけど眠くならない。
睡眠が(質的にか量的にかはわからないが)足りないんだろう、日中はぼーっとすることも多い。こういうときは本が読めない。読もうとしても、視線が字面の上を素通りするだけで、内容が頭に入らない。
とても困るので、先日「不眠が辛いのでもう飲みたくないです」と主治医に告げた。
主治医としては、エビリファイで不眠が起こるとは考えにくいし、薬の効果は出ている(気分の改善がみられる)のでできれば使いたい、ということらしかった。
※主治医は副作用を認めないようだったが、エビリファイの添付文書を見たら、うつへの臨床試験において7%以上の被験者に不眠の症状が出たと記載されている。
折衷して、週に4日程度飲むことになった。
服薬量が減って1週間以上たったが、毎日飲んでいた時に比べれば不眠はマシになったような気がする。
相変わらず中途覚醒はあるが、寝つきはよくなったような。
まだ、様子見。
夢
" I have a dream.”の方の夢ではない。
夜見るやつの話。
最近、エビリファイで不眠になって以来、「変な夢」を見ることが減った。
最近はだいたい就寝後3~4時間して中途覚醒が来るのだが、その覚醒の直前あたりで、夢に遭遇していることが多い。
そしてその夢というのが、とても現実的なことばかりなのだ。
・ファンタジックだったり、奇異だったり、象徴的だったり、そういう夢ではない。
・寝る前の日に実際に起こった出来事について、思考している夢。
・というか、もはや夢を「見ている」状態ではない。
「思考している」。映像は出てこなくて、ひたすら何かを考えている。というか、脳内独語が延々と続く。何か喋っている。言葉の海にのみこまれている感じ。
・ものすごい速さで独語が次々と出てくる。そうこうしているうちに、目が覚める。
そんな感じ。
これ、なんなんだろう。「夢」と呼ぶのはなんか違う気がする。
そんなことがあると、覚醒した後疲労感があるので嫌だ。
対処法
上手く表現できないが、
「集中して何かタスクをこなしたりするのには向かない状態だが、眠れないし、何かしてないと落ち着かない」
っていう頭の状態の時がある。
そういうとき、何もしていないとそわそわしたり気が狂いそうになったりする。
そんなときにやるとよいこと。
1 文字を書く。
日記を書くとかそういう自己表現をするのではなくて、ただ文字を書く。やったことあるのは路線図を書き写すことだけど、文章を書き写すのもいいかもしれない。部屋にいる限り手軽にできる。
2 絵を描く。
絵と呼ぶほどのものでもないけれど、ペンを持って、気の向くままに線を引く。
が、普段絵など描かないので少し抵抗がある。
3 うたう。
パキシルで困ったときにみつけた作戦。鼻歌でも可。自作の適当なメロディーでも可。
4 ディクテーションをする。
適当な洋楽を流して書き取る。
が、これは少しむずかしい。少しは集中できる状態でないといけない。
気が紛れるだけでなく、聞き取れたときの達成感つき。
5 ぬり絵をする
あまり複雑でないぬり絵の方がよい。複雑すぎると、どこに何色を置こうか迷って嫌になってくる。
手を動かしたりするとよいということなのかな。
インプットはできない。こういうときは、漫画も読めないし。
たぶん折り紙をするのもいいと思う。
こんどやってみる。
今日は脚がむずむずして困った。頭も変だった。
夕方になってましになった。ブログが書けるぐらいには。